こんにちは、ふたきです。
Webライターを目指そうかなと思って調べる中で、
「日本語が書ければ誰だってできる!」
「超初心者でも心配なし!」
という文言を見かけて「本当かな?」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに私は、これらの言葉を鵜吞みにしてWebライターになったタイプです。
結果、今そこそこ苦労してます笑
確かに、前出の文言は間違ってはいないと思います。
ただ、敷居を下げてライターになる人が増えたとしても、少し足を踏み入れてみて自分がイメージしていたものと違ったら、結局は離れてしまいますよね。
今回は、そういったミスマッチを少しでも減らしたいと思い、この記事を書いてみました。
Webライターになるにあたって、あった方が良いスキルをあらかじめ知ることができたら、やる・やらないの決断も早めにできそうですからね。
・物事、先走りがちな人
・自分にWebライターの素養があるのか知りたい人
・なるべく失敗せずにWebライターを目指したい人
・Webライターにチャレンジするかしないかの判断ができる
・Webライターになるための具体的な動き方がわかる
・こんな風に苦労している人もいるんだなと励みになる
甘い文言を鵜呑みにして苦労している私のようなライターにならないために、ぜひ最後まで読んでいってもらえると嬉しいです。
ちなみに、苦労はしていますが、後悔はしていないですよ!
Webライターを目指す上であった方が良いスキル5選

まずは5つ挙げていきますね。
- パソコンスキル・ITスキル
- ライティングに関する何かしらの経験
- 営業スキル
- 特化した人生経験
- やる気
では、ひとつずつ説明していきます。
1.パソコンスキル・ITスキル
「え?そんなところから?」と思う人もいるかもしれませんが、そんなところから書いていきます。
私は今まで、約18年間会社員として働いてきましたが、そのほとんどが外回りや実務作業(害虫駆除メイン)ばかりで、パソコンを使うようなデスクワークは、ほとんどしてきませんでした。
たまには使う機会もありましたが、普段は圧倒的に紙に書くような業務ばかりでここまで来ました。
つまり、恥ずかしながらパソコンにはほとんど触ったことがない化石のような人間だったんです。
「こういう資料が欲しい」というものをわざわざ丁寧に紙に書いて、事務の女性に渡してましたから笑
「ふたきさん、これそのままパソコンで作った方が早いです笑」と言われていました。
しかしお察しの通り、Webライターは“Web”と付くくらいですから、パソコンをめちゃくちゃ使うお仕事なんですよね。
私は見切り発車でライターを目指したため苦労していますが、それでも最近は、やっとパソコンの扱いにも慣れてきました。
最初は人差し指しか使えなかったタイピングも、努力の甲斐あって、両手を使いながらまずまず早く出来るようになってきています。
コピペのやり方なども少しずつ覚えてきましたし、こうして何とかブログ記事を書けるくらいにもなりました。
人間、頑張れば変われるものですね。(しみじみ)
ちなみにWebライターとしては、
- WordやGoogleドキュメントのような文章作成ツール
- ExcelやGoogleスプレッドシートのような表計算ツール
- G-mailやChatworkなどの連絡・チャット用ツール
最低でもこれぐらいは使えた方が良さそうです。
あとは少しずつ慣れていけばOKです。
2.ライティングに関する何かしらの経験
こちら、具体例を挙げるとしたら、
- 読書が大好きで、今までかなりの冊数の本を読んできた
- 過去に一度でもブログ運営したことがある(雑記も可)
- 小説家を目指していたor遊びで物語や作品を書いたことがある
- 国語が得意で色んな言葉や言い回しを知っている
- 編集の仕事やメディア運営に携わったことがある
この辺りでしょうか。
Webライターの主な仕事は、Web上において記事を執筆すること。
つまり文章を書くことです。
「日本語が書ければ誰だってできる!」
これは確かにその通りなのですが、残念ながら中高生の作文レベルの文章で継続的に仕事を得るのは、かなり難しいでしょう。
上記のような経験が一つでもあって、“書く”ということに対する抵抗が無い人の方が、確実に長続きします。
特に本を沢山読んでいる人は、文章の構成のし方や、微妙な言い回しなどを無意識のうちにインプットできているので、書くことに活かしやすいと思います。
「読む・書く」という経験が無いと出来ないわけではないですが、ある人に比べると苦労の度合いは変わってくるでしょう。
ちなみに私は、上の3つは一応経験があります。
高校生の頃に、(授業名は忘れましたが)文章についての選択授業を受けていた記憶もかすかに残っています。
今思えば、そこで学んだ、文節の区切り方とか句読点の打ち方が、少しは役に立っているのかもしれません。
経験は、いつどこで役に立つかわからないものですね。(しみじみ)
3.営業スキル
先述の通り、私は長い間害虫駆除に携わってきたわけですが、実は営業成績で南関東地域トップになったことがあるんです。(しかも3連覇)
そう書くと、「何だよ、バリバリ営業できるじゃん…」と思われるかもしれません。
でも、違うんです。
この業界でのお客様のニーズは「とにかく一刻でも早く害虫を退治して欲しい」ということ。
営業スキルというより、さっさと退治して欲しいから契約が取れるのです。
その証拠に、部署を異動した途端、新規契約をまったくと言って良いほど取れなくなりました。
仲の良いお客様からは「ふたき君は真面目で信頼できるけど、営業向きじゃないよね笑」と言われていました。
営業が下手クソとまでは思わないのですが、確実に「上手ではない」です。
特に自分自身をアピールすることが。
Webライターは、クライアントに対して自分という商材をアピールしていかないと、いつまで経っても仕事は取れません。
つまり、営業スキルは確実にあった方が良いスキルです。
私のような不器用タイプの方は、まずはブログやSNSなどの“発信できるプラットフォーム”を作り、記事を作成したり先輩方の発信を見習うことが最適な方法だと思います。
時間はかかるかもしれませんが、発信を続けていれば必ず誰かの目には留まりますからね。
4.特化した趣味や人生経験
自慢ではないですが、私は“ザ・凡人”です。
害虫駆除という変わった仕事をしていたことはありますが、人間的には平凡そのもの。
浅く広く、劇的なイベントもなく、人並みに働いて人並みに結婚して人並みに子育てしています。
それが悪いとは思わないですし、実はそういう人の方が多いのではないでしょうか。
Webライターは、クライアントのメディアの売上アップに貢献すべく、有益なコンテンツを提供する仕事です。
執筆内容はメディアによって様々。
重要なのはリサーチ力や、わかりやすい文章が書けるスキルなので、絶対に特化した趣味や人生経験がないと仕事ができないわけではありません。
ただ、色んな経験が多い方が、仕事をもらえる可能性は上がると思います。
例えば、このような人。
- 勉強や趣味で何かを極めた
- 日本一周旅行をした
- 100kgから60kgへのダイエットに成功した
私のような平凡なタイプは、地道にライティングスキルを磨くことをおすすめします。
真面目さや誠実な仕事は、何だかんだで一番の信用になると思います。
5.忍耐力
「え、精神論ですか?」と思われるかもしれませんが、ライター活動を長続きさせるのに重要なのは、やはり忍耐力だったりします。
ライティングスキルを高めて、信頼を得て、文字単価を上げてもらい…それでもライターとして稼いでいくには忍耐力(やる気・工夫・時間・効率化など)が必要になってきます。
例え“副業”として取り組むつもりだったとしても、クライアントからしたら、そんなことは関係ありません。
クライアントの売上や、記事を読んだ人の生活を変えてしまう可能性もあるので、真摯な姿勢で取り組む気持ちが必要です。
Webライターを目指す上でおすすめの経験の積み方

あった方が良いスキルについて述べたところで、今度は目指し方・経験の積み方について書いていきます。
ネット記事や動画を観ていると、下記のような方法がよく書かれています。
- 本や動画で学ぶ
- クラウドソーシングサイトに登録
- 小さな仕事を受ける(提案文は、嘘はダメだが少しのハッタリならOK)
- 少しずつ経験を積み、継続して契約できるクライアントを見つける
もちろん筋が良い人であれば、これで月数万円から収入を得られるかもしれません。
ただ、私が引っかかるのは、実績がないのにハッタリをかます必要性があるということ。
「案件を獲得する」という目的のためには必要なことかもしれませんが、馬鹿正直な私は、自分を誇張してクライアントの目をごまかすことすら抵抗があります。
かといって「私は初心者です」と書くのはご法度。
クライアント目線で考えると、同じお金を払うなら初心者よりも経験者を採用したいからです。
そこで、私がおすすめする方法は以下の通りです。
- 本や動画で学ぶ
- ブログを開設する
- 学んだことを意識して5~10記事書く(テーマは自由)
- クラウドソーシングサイトに登録
- ブログをポートフォリオにして案件にどんどん応募していく
- ひとつずつ全力で取り組み、クライアントとのつながりを増やす
- ライティングの勉強時間を日々確保して、知識を積み上げる
私のように平凡で何の自慢もない、かといって自分をごまかすことにも抵抗がある人には、このやり方が最適かと思います。
実績(記事を書いた経験)がないうちから仕事を受けて伸びるタイプもいれば、抱えきれずに最悪の場合“バックれ”てしまう人もいます。
おすすめのやり方で取り組めば、案件応募までに時間はかかるものの、ハッタリをかましてビクビクすることもなく、等身大の自分で臨めると思います。
ちなみにブログは、YouTubeのリベ大スキルアップチャンネルやヒトデせいやチャンネル、なかじさんのウェブ職TVなどを観れば、誰でもすんなり開設できます。
この記事のまとめ

Webライターをやる上で、あった方が良いスキルについて書いていきました。
- パソコンスキル・ITスキル
- ライティングに関する何かしらの経験
- 営業スキル
- 特化した趣味や人生経験
- 忍耐力
そして、その上で私がおすすめする経験の積み方を書きました。
- 本や動画で学ぶ
- ブログを開設する
- 学んだことを意識して5~10記事書く(テーマは自由)
- クラウドソーシングサイトに登録
- ブログをポートフォリオにして案件にどんどん応募していく
- ひとつずつ全力で取り組み、クライアントとのつながりを増やす
- ライティングの勉強時間は日々確保して、知識を積み上げる
もちろんこのやり方が100%正解ではなく、むしろ実際に始めてみると、もっと自分にピッタリなやり方が出てくるかと思います。
あくまで今回は、Webライターを目指すかどうか迷っているくらいの方々向けに、記事を書いていきました。
少しでも参考になれば幸いです。
では、また次の記事でお会いしましょう!